2007/06/10, 日経流通新聞MJ
版権管理会社のソニー・クリエイティブプロダクツ(東京・千代田)は、「きかんしゃトーマス」の関連商品を拡充する。主力の玩具に加え、食品や日用雑貨などの消耗品を中心に品目を増やす。ショッピングセンターや百貨店で専門売り場の増設にも乗り出しており、品ぞろえ拡充で集客力を高める。今期は関連商品の売上高を前期比一割増の三百億円まで増やす目標だ。
パッケージなどにキャラクターを描いた関連商品を増やす。食品では子供向けの需要が見込めるお弁当用のから揚げやかまぼこ、パン、ヨーグルトなどを新たにそろえる。菓子類を除いた食品はこれまでふりかけ、水、ウインナーの三品目だけだった。
日用品では箱が機関車の形をしたティッシュペーパーをはじめ、ハンガー、せっけん、シャンプーなどを開発する。いずれもメーカーとライセンス契約を結ぶ。
トーマス関連商品は大半が子供向けの玩具や衣料品で占める。売り上げを増やすには、購入頻度の高い食品と日用品の品ぞろえを拡充することが不可欠だ。
現在は「数パーセントにとどまる」(企画開発本部)食品と日用品の売上比率を、三年後をメドに一五%程度まで引き上げる方針だ。
商品の幅を広げるのは、トーマス商品を扱う売り場の集客力を高めるため。同社は年内に子供の遊び場などを備える大型売り場「トーマスステーション」を二十カ所、小規模の「トーマスコーナー」を二百カ所に設ける計画を打ち出している。主婦層の来店動機となる商品を増やし、単価の高い玩具や衣料品販売にもつなげる。
トーマスは二―五歳の男児に根強い人気があり、現時点で約百社と関連商品のライセンス契約を結んでいる。少子化が進む中で売り上げを伸ばすには、新たな商品群の投入が課題となっていた。
2007年06月10日
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