2007年06月18日

「トーマス」玩具、基準値超える鉛、4万3000個を回収。

2007/06/18, 日経産業新聞

 版権管理会社のソニー・クリエイティブプロダクツ(東京・千代田)は輸入・販売している「きかんしゃトーマス」シリーズの一部玩具に有害物質の鉛が使われていたと発表した。同社は十五日までに、国内に約四万三千個が流通している対象商品の自主回収を始めた。
 同社が輸入する百五十種類の商品のうち「トーマス木製レールシリーズ」の十一品目で、塗料に基準値を超えた鉛が使われていた。二〇〇五年四月以降に発売された中国製の商品が回収対象。無償交換にも応じる。
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2007年06月10日

ソニーCP、「きかんしゃトーマス」、「食品」「雑貨」へGO!、SCなど商品拡充。

2007/06/10, 日経流通新聞MJ

 版権管理会社のソニー・クリエイティブプロダクツ(東京・千代田)は、「きかんしゃトーマス」の関連商品を拡充する。主力の玩具に加え、食品や日用雑貨などの消耗品を中心に品目を増やす。ショッピングセンターや百貨店で専門売り場の増設にも乗り出しており、品ぞろえ拡充で集客力を高める。今期は関連商品の売上高を前期比一割増の三百億円まで増やす目標だ。
 パッケージなどにキャラクターを描いた関連商品を増やす。食品では子供向けの需要が見込めるお弁当用のから揚げやかまぼこ、パン、ヨーグルトなどを新たにそろえる。菓子類を除いた食品はこれまでふりかけ、水、ウインナーの三品目だけだった。
 日用品では箱が機関車の形をしたティッシュペーパーをはじめ、ハンガー、せっけん、シャンプーなどを開発する。いずれもメーカーとライセンス契約を結ぶ。
 トーマス関連商品は大半が子供向けの玩具や衣料品で占める。売り上げを増やすには、購入頻度の高い食品と日用品の品ぞろえを拡充することが不可欠だ。
 現在は「数パーセントにとどまる」(企画開発本部)食品と日用品の売上比率を、三年後をメドに一五%程度まで引き上げる方針だ。
 商品の幅を広げるのは、トーマス商品を扱う売り場の集客力を高めるため。同社は年内に子供の遊び場などを備える大型売り場「トーマスステーション」を二十カ所、小規模の「トーマスコーナー」を二百カ所に設ける計画を打ち出している。主婦層の来店動機となる商品を増やし、単価の高い玩具や衣料品販売にもつなげる。
 トーマスは二―五歳の男児に根強い人気があり、現時点で約百社と関連商品のライセンス契約を結んでいる。少子化が進む中で売り上げを伸ばすには、新たな商品群の投入が課題となっていた。
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2007年06月04日

「きかんしゃトーマス」加速、ソニーCP、相次ぎ専門店――ファン層拡大ねらう。

2007/06/04, 日経産業新聞


様々な商品1ヵ所に
 版権管理会社のソニー・クリエイティブプロダクツ(ソニーCP、東京・千代田)が「きかんしゃトーマス」のキャラクター商品の拡販策を矢継ぎ早に打ち出している。あらゆるジャンルの商品を一堂に取り扱う専門店を展開、米ディズニー関連やサンリオの「ハローキティ」と比べ広がりに欠くファン層の拡大を図っている。
 「トーマスの模型に引き寄せられるように子供連れが集まり、お目当ての菓子を買うと、ついでに玩具で遊んでいく。ショップを見て回る時間が長くなり、これまで目立たなかった雑貨などの売り上げも伸びた」。ソニーCP企画開発本部のコンテンツ部、西岡敦史氏は強調する。
 三月に「イトーヨーカドーららぽーと横浜店」(横浜市)内に一号店を出した「トーマスステーション」。玩具や文具、衣料品、菓子などトーマスをキャラクターとして利用する商品を幅広く集めた、いわば「トーマスのワンストップ旗艦店」だ。「高の原サティ」(京都府木津川市)、「GROBKIDS・横浜モザイクモール店」(横浜市)など続いた各店も出足は順調。年内に全国二十店という目標が達成できる見通しだ。
 「トーマス関連商品の販売額をまずは一割増の三百億円に引き上げたい。今年と来年が勝負」(西岡氏)。その切り札と位置付けるのが、トーマスステーションだ。大手玩具卸の河田(東京・新宿)と連携し商品供給体制を整備。各店はトーマスをかたどった大きな模型と看板で統一し、トーマスの画像を放映できるモニターを設置することが条件だが、店舗レイアウトや運営は小売店側の判断で柔軟に対応できるようにし、参入を促している。
 トーマス関連商品を手掛けるメーカーは約百社にものぼる。菓子類や玩具、雑貨などジャンルも様々で、スーパーなどでは商品分野ごとに売り場が分散していることが多い。
 そこで「トーマス好きの子供連れ家族らの需要を取りこぼさないため、一カ所で様々な商品に触れることができる利便性が必要」(西岡氏)と判断。菓子を買ったら玩具にも自然に目が向くような仕掛けづくりを進めている。品ぞろえを絞り込み小規模にした「トーマスコーナー」の年内百カ所前後の開設を目指しているほか、日本トイザらスなど大手小売りチェーンにも独自コーナー展開を働き掛けている。
 トーマスは英HIT社のキャラクターで、日本ではソニーCPが商品化のマスターライセンスを持つ。五歳以下の男児を中心に根強い人気を持つが、ディズニーやハローキティほどファン層が広くないのも事実。商品集積度を高めた店の全国展開を通じ、知名度の向上を図る方針だ。
 〇八年は「日本における英国年」にあたる。HIT社が新作映像を制作する方針も決まったとあり、ソニーCPは来年には、全国でのライブショーの開催も計画。今年から来年にかけ、英国生まれのトーマスをあの手この手で露出を高めていこうとしている。
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